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2023.05.17

大腸癌への提案 簡単なまとめ! 

大腸は消化器系の最終段階をになう場所で、盲腸、結腸、直腸に分かれている。その主な働きは水分を吸収して便を作ることである。

最近大腸がんの増加が指摘されているが、食生活の問題、特に植物繊維の摂取量の減少から便秘がちになることが原因の一つと考えられている。

ストレスがあると、交感神経が亢進し、便秘傾向になるといわれている。ストレスに対する考慮も大切である。

腹部の整膚を行うと、排便(30分~60分後)が促進されることが分かっている。これは老若男女問わず有効である。その作用は螺旋運動の促進と腸が潤うことによるものと考えられている。

便秘がちの人に行うときには、時計回りに引っ張る。

セルフ整膚

1)おへその周辺を行う。

2)大腸小腸の上を行う。

3)両鼠径部と恥骨の上を行う。

4)鼠径部からおへそに向けて行う。

5)腰の両側からおへそに向けて行う。

腹部の整膚は、大腸がんの予防、便秘の解消だけでなく、後述の前立腺癌、胃癌、肝臓がんの予防にも有効た考えられており、癌とは直接関係しない腰痛にも有効と考えられている。

《大腸癌術後》

疲労回復、免疫力の増強、再発予防、「癒し」などの効果により、より快適な術後が期待できる。

*入浴中やトイレ、長時間座った状態でいる時は皮膚を多めに下腹部を引っ張るとストレス解消にもなります。

次回は、末期がんから蘇った症例及び膵臓癌末期の患者さんに対する、整膚による緩和ケアの経験(舟橋重喜先生・医療法人北里クリニック理事長・整膚師、舟橋美智子先生・北里メディカルサービス社長・整膚師、井上喜代子先生・医療法人北里クリニック看護師・整膚師)等からの簡単なまとめをお送りします!
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