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2022.07.22

第1編 整膚の基本理論 第1章 第1節 概要 まとめ



整膚は、皮膚を整えることで、健康維持と病気の改善に役立つ新しい療術である。中国の古代医学書「黄帝内経・素問」の論述による「すべての病は皮膚に表れる。皮膚を治療しなければ大病に至る」という理論に基づき発展した新しい療術である。

整膚は、施術者の手で受術者の体の皮膚の上から、一定の方式と方法で力学的な刺激を加え、それによって生体反応を起こし、体調を整え、病気を予防したり健康を促進する療術である。しかし、今までの療法と異なる点は、皮膚に加える力の方向が全く逆方向なことである。

整膚の基本手法は、「ひっぱる」であり、皮膚を持ち上げることで体にかかる負担が「マイナス」になるいわゆる「減力方法」である。皮膚に対する新たな認識の発見である。
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